水道管が凍結した時はどうしたら良いの?
この時期は寒冷地では水道管の凍結は重大なトラブルですね。
さて、そんな時はどうしたら良いか?という疑問ですが・・・。
外気温が氷点下10℃を下回ると水道管の凍結のお問い合わせが多くなります。
朝顔を洗おうとしたら「あ、水が出ない!」なんて経験はありませんか?
こんな時、闇雲に蛇口にお湯をかける、といった家庭の医学的な行動を起こす方も多くおりますが、ほとんどの場合は部屋の中の蛇口にお湯をかけても全く意味がありません。
そればかりか、熱湯をかける事による更なるトラブルの原因ともなってしまいますので注意が必要です。
さて、それならばどうしましょう、という事ですが、いくつか方法はあります。
1、凍結防止ヒーターの挿し忘れが無いかもう一度確認する
2、業者にお願いをする。
3、自分で解決する
4、春まで待つ
一番いいのはやはり 1、凍結防止ヒーターの挿し忘れが無いかもう一度確認する を確認して 2、業者にお願いをする
です。
ちょっと腕に覚えのある方なら 3、自分で解決する もいいでしょう
以下にそれぞれ説明をしてみます。
1、凍結防止ヒーターの挿し忘れが無いかもう一度確認する
意外と多い原因がこれです。お問い合わせがあって行ってみると凍結防止ヒーターが何本か抜けていた!という事があります。できれば冬になる前に家の周りをぐるっと点検して頂くのがいいと思います。
また、点検をした際に保温材が剥がれて配管が露出しているところはないか、という事も点検してみてください。
2、業者にお願いをする
これが、一番手っ取り早いのではないでしょうか?
我々プロはお客様の所に出向いた際に、まず家のどの水道が出ないのか?などを調べ、ある程度の予測を立て、その予測に従って対処方法を変えていきます。
凍結防止ヒーターの良、不良も合わせてチェックします。
そして、伝家の宝刀解氷機を使うわけであります。
とても便利な解氷機ではありますが、これは金属製の配管にしか使えないという欠点もあるわけで、万能というわけにはいきませんが、大抵はこれで何とかなります。
そして、最後には原因の根治という事になります。これはヒーターを巻きなおしたり保温のやり直し、といった事が主な解決策となります。
このように業者に頼んで頂ければ原因の究明~処置~問題の解決といった一連の流れが出来上がります。
3、自分で解決する
これは、コスト的には一番な気もしますが、実は一番高くつく!という事もあるので注意が必要です!
稀に解氷機を持っている!なんて方もおりますが、自分で解氷機を使う際はくれぐれもご注意頂きたい事があります。
解氷機は言わば電気をショートさせて配管に熱を持たせて凍った水を溶かすものです。
やり方によっては配管が熱くなりすぎてそこから出火し火事になってしまうケースもあります。
家一軒燃えてしまうなんて事があったら一番高くつきますね!
あとは、自分で解決したと思っても原因を取り除けなければまた同じようにトラブルが起こってしまいます。
ですので、あまりお勧めはできませんね。
4、春まで待つ
これは半分冗談ですが、冬の間使わない外水道等は春まで待つ方もおられますね。
ただ、冬中ほったらかしにして配管が破裂することはよくあるのでこれもお勧めはできません。
以上ざっと書いてみましたが、様々なケースが想定されるため細かい事についてはちょっと書ききれないのが残念ではありますが、生活に直結する水道のトラブルは早めの対処が一番ですのでご相談頂ければと思います。
尚、弊社では概ね以下のような金額で承っております。
水道管凍結の解氷 1箇所 5,000円~
2か所目以降1箇所につき +2,000円~
凍結防止ヒーターの巻きなおし 凍結防止ヒーター、工費込み 1箇所につき 7,000円~
以上はあくまでも目安ですので施工場所の条件等によって増減はあります。
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